『太氣拳挑戦講座 第3巻 練と歩法』天野敏

 天野敏先生のセミナーの様子を元にしたDVD第三弾です。テーマは「練」。
 会場の黒板には「動力定型」という文字が書かれています。
揺から練へ
 筋肉の逆作用
 人間の身体は基本的に中心に近いところがより遠くを動かすが、逆に末端が中心を動かす
 前後の揺から練で実演
練の用例
 一旦引いてから押すのではなく、引いた時に自分が入り押す
 引く力で同時に自分が変化する
基本的な練
 両手が同方向に回る揺から
 足裏で地面を掴んで体重移動する力で身体全体が動く
 手首は柔らかく動いて前を指したまま
 手と身体の動きで力を相殺しないように
練の注意点
 両手が外から内に回る揺から
練の重心移動
 重心移動した際、重心の抜けた方の足を抜こうとするが、地面にくっついているので離れない
 今度は本当に地面から離してみる、そこから歩法へ
練で歩く
 速いスピードで動く(天野先生の動きがすごい!)
歩法のコツ
 這の歩法で速く動く
 つま先から着地する
 片足で立った時に確実に立っていられること
 足の上に乗っているボールを蹴り渡すように
 足を引き寄せた時、軸足の親指の内側に浮いた足の踵があるように
 骨盤で歩く
歩法の徹底練習
 下がる時は踵で脛を打つように
 常に準備が整っているように
 踵を突き出すように(股関節外旋位)
 丁八歩で半歩前進する歩法
 遠くにあるものをつま先でつかみとる、後ろ足を引き付ける
 身体を捻り小さくなり伸ばす力による転身
歩法と開・合
 股関節を開閉する力による転身
まとめ

4894227185天野敏の太氣拳挑戦講座 第3巻[DVD]
ビーエービージャパン 2000