第一章が突き蹴りなどの拳脚の基本功、第二章で初基拳、第三章で捻手拳、第四章で節拳、第五章で金剛十八勢が紹介されています。
初基拳は、邵漢生老師が広州精武会において半生をかけて学ばれた弾腿・蟷螂・鷹爪・羅漢門の北派少林拳四門と洪拳・蔡李仏の南派少林拳二問の格技法の基本を組み合わせて創編されたもの。
捻手拳は、羅漢門の掌門人・孫玉峰が伝えた対打の套路。
節拳は精武会総教練・趙連和が得意とした足技を主とする套路。
金剛十八勢は、邵漢生老師が最晩年にまとめた基本型。
最後の金剛十八勢は、邵漢生老師自らによる表演写真が使われています。
中国拳法 少林拳入門 笠尾 恭二 日東書院本社 1997-04 |